●睡眠関係の育児に思うこと……②習慣づけ

睡眠関係の育児に思うこと②トビラ 育児のころ

①入眠前の儀式をつくる…→コレをやったら寝る準備『例・本の読み聞かせ』

『本の読み聞かせ』は、我が家も私の気力体力がもつまで行っていた。
うちの子が小さいころは、『おさるのジョージ』という本が書店の押しだったが長すぎてしんどかった。
文字が小さくて長いモノは寝かしつけには向かないと思う。

よく読んでいた本の例 ①赤ちゃん期~入園前

①しろくまちゃんのホットケーキ 

②こぐまちゃんおはよう

③いいおかお

赤ちゃん期から入園前ごろは、1冊がこのくらいのボリュームで充分だったと思う。
一晩に数冊読む日もある。
内容が物足りなくなったら、子供の方から長い本をリクエストするようになる。

よく読んでいた本の例 ②入園前後~小学校低学年ぐらい

①おじいさんと10ぴきのおばけ

②あべこべめがね

③はじめてのおつかい

少し長いものを読むようになると、子供自身が書店や図書館で選んだ本を読むようになる。子供のお気に入りを何度も読んだり、自分で読む(眺める)ことも多くなり、絵本から文章の多い本へと移っていく。

よく読んでいた本の例 ③小学校入学後(低学年)

●トム・ソーヤーのぼうけん
 フリガナがふってあり、マンガのように絵に吹き出しがある。子供が自分で読めるように企画されているらしい。

寝かしつけ以外にも、年齢を問わず長い外出時には、お気に入りの本を持って出ると良い。
外でのギャン泣き対策と、読書習慣を持たせるという意味で『読み聞かせ』はすごくプラスだったと感じている。

いろいろな本を探して、リサイクルショップや図書館も利用し購入した。
『あべこべめがね』は図書館のおさがり、『トム・ソーヤーの冒険』はリサイクルショップだったと思う。
こんなふうに、書店の店頭には並んでいない古い本でも、子供がすごく気に入るものもあった。

読み聞かせ以外にも、歌を歌ってあげたり、音楽を流したり、その日に何があったのかお話しても良い。
入眠前の儀式には、選択肢はいろいろある。
子供の個性や生活リズムにあった入眠の儀式が、見つかると良いね(^^)。

②睡眠に向かって逆算したタイムスケジュールを組む

スケジュールを組む時は、
 ●寝かしつけ直前までモニター(テレビなど)を見る生活をしない。
 (30分前にはやめておけと言われることが多い)
 ●布団に入る直前に入浴したり、モノを食べたりしない。 
などに注意して、パターンを作ってルーティーン化する

我が家の場合、
お風呂→食事→歯磨き(仕上げはお母さん)→余暇→布団に入る(読み聞かせ)
のリズムで過ごせるようにタイムスケジュールを作っていった
『余暇』が翌日の用意になったり、お片付けの時間になったりもする。
予定通りにはめったにできなくても、くじけないで……(^^;。
頑張ったり折り合いをつけたりしてペースをつかもう。

我が家は小学校の高学年には、自分で寝るようになったと記憶している。
そして、子供たち二人とも寝つきは良いように感じる。
私に似なくてよかった(^^)。

③日中の過ごし方に注意する

就寝タイムスケジュールの、そのまた前の段階(日中から寝かしつけ計画はスタートしている!!

 ●朝起きる時間も大切。それに合わせて就寝時間も定まってくる。
 ●昼間に身体を動かしたりエネルギーを使うことをすると、疲れて眠くなる。
 ●お昼寝を遅い時間まですると、夜眠れなくなる。

心身の成長は数か月でも大きく違うので、その時期にあった生活リズム(習慣)を見つけることが寝かせつけ勝利の鍵となる。

育児期間の『睡眠習慣』の大切さ

赤ちゃんの世話と言えば、ミルク(授乳)・おむつ…という感じで、食と衛生面の世話が思い浮かぶが、睡眠に関することもとても重要だと思う。
 ●心身ともに、子供の成長と健康に大きく影響する。
  (成長ホルモンの分泌や免疫力の向上に関係していると言われる)
 ●成長してからも、小さい頃の睡眠習慣は抜けずらい。
 ●子供が夜更かしだと、家族の生活リズムと健康に影響する。
  (思春期の可愛くない頃に、親が『早く寝なさい!』と叱るのは、家の中がギスギスする。)

家で早寝早起きする『体調管理にぬかりのないグレタ子供』というのは、あまりきかないように思う。
小さい頃からの『睡眠習慣』の意識は大切(>_<)。子どもの睡眠 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

私が育児開始前に『睡眠(ねかしつけ)』が大切と思った理由

私自身、子供の頃からずっと眠ることが下手くそである。
家族から寝かしつけというものをしてもらった記憶はない。
逆に、3歳の頃に一人で寝る部屋へ行くのが怖かった記憶がある。親自身が眠れなくて、暗い寝室でデッカイ画面のテレビをつけて、一緒に寝ころびながらそれを眺めていた記憶などがある。
穏やかな家庭では無かったので、寝てしまったら朝が来ないような気がしたり、親が自分を捨てて出ていく気がしていた。寝ることが不安な幼少期だった。
『寝るのが下手くそ』という私の特徴は結婚した頃はもちろん、50年以上たっても治せずにいる。
自分の子供には受け継いで欲しくなかったので、子供が自分で寝起きを意識する頃には問題無く眠ることができる子供に成長して欲しかった。