作文や図画工作が、上手か下手かの問題ではない。
子供が宿題で書く『作文(図画工作)』には、家庭の様子や子供自身の心情が表れてしまう。
内容について、あまり親が口出しするべきないとは思うが、
色んな意味で、目を通すことは大切かもしれない。
ノーガード作品が教室に貼りだされ、授業参観で親の目が点になることもあり得る。
提出前(作成中)に、👀気に留めておくと良いこと
●提出日は、いつか?(低学年の場合特に気にした方が良い)
遅れての提出が、パンチの効いた内容だと印象深さもヒトシオかと思う。
●提出の条件を満たしているか?(テーマ・材料・大きさ・素材など)
●子供が、どんな内容の作品(作文)を作っているのか?
→口を出すのではなく、内容を把握する程度には知っていたい。
『子供の図画工作の宿題』に感じたこと
色や作風に現れる個性
『精神状態が使う色』に出たり、発達状態が『形のとらえ方』に出たはりするらしい。
何か異常性を感じる作品を我が子が提出した場合、非常に職業意識の強い先生だったら保護者に声かけしてくれるかもしれないが、そこまでの先生が受け持ってくれている場合『異常性を感じる作品』を作ってしまう可能性は低いように思う。
犯罪者の子供の頃の図画工作に、異常性が出ていたと報道されることがある。
宿題の図画工作にそこまでの異常性を感じるのは稀なことだと思うが、我が子の精神状態が健やかな状態でなのかは見てとりたい。
親自身もそれだけの心の余裕をもって、暮らせたらなぁ…と、思う。
ダンドリや片づけに現れる、興味と気性
年齢ととも。に、計画性が出て意欲的にやってほしいけれど……。
宿題という時点で、自主的にやる子供は少数派だと思う。
必要なモノの準備、作成する場所の準備や片づけ(部屋を汚さないようになど)などが必要になる。
こんな時は、自分の世話がどこまで自分でできるようになっているのか成長をみる機会になる。
そして、適したサポートを(親が)ができれば家庭内のストレスが軽減する。
広げた道具をキレイに片づけたり、粘り強く取り組んだ時は、そのことに対して『共感』すると、家庭内が情緒的に安定するように思った。
『キレイに片づけてスッキリしたね』
『(気がかりだったのが)終わって良かった、頑張ったね』……などの声かけ。
子供にゴマをすって気遣いしているのではない。
いづれは、己(おのれ)で全てやって欲しいがための励ましであり、ギスギスした時間にしないための自己防衛の言葉。
『子供の作文の宿題』に感じたこと
テーマ選びや物事のとらえ方に個性や成長が……
作文の『お題』が決まっていたとしても、テーマの中で何について書いたかに性格が出たりする。
『こどもならでは』の視点なのか、『我が子ならでは』の視点なのか(^^;。
大きくなると、親に書いた文章を読ませる機会はまず無い。
見せてくれるうちに、読ませてもらおう。
我が子が、どんな考え方をしているのか、どんな表現をするのか知る機会になる。
例えば……。我が家の名作(迷作)と事件。
息子が小学4年生で書いた ❝『竹取物語』を読んで感じたこと❞
<我が子の文章>
『竹取物語』を読んで感じたこと
分からないことがたくさんあります。竹の中に赤ちゃんがいたら、ぼくは、こわくて持って帰らないですよ。
私は、先生の『だよね』というコメント込みで、名作と呼んでいる。
娘が小学校6年生で書いた、『夏休みの思い出』の作文
<我が子の作文の内容>
お兄ちゃんと❝花札❞をやって遊びました。
当時、映画『サマーウォーズ』(SUMMER WARS)を見て花札で戦うシーンが印象的だったらしい。
影響を受け、兄と花札でよく遊んでいた。その部分が作文では書かれていなかったので、読む人に誤解を与えたかもしれない。
娘の作文を読んだ級友お母さんが、キャッキャと笑っていた。
楽しんで頂けたようで、何よりです……(^^;。