行事によっては、泊りがけで調理や掃除もする『校外活動』。
『泊りがけ』は家の中での暮らしぶりが、自然と出やすい。
良からぬ(いたらぬ)行動は、しみついている。
『家の外では、ちゃんとやる (`д´)!』と、言っている子供自身も年齢が上がると、それはムリが多いと気づいていった(……と思いたい)。
『快適に過ごすこと』について
身のまわりが散らかって『収集つかなくなる』問題
自分の代わりに『片づけてくれる親』もいないので、緊張感が緩むとともにモノの管理が甘くなり身の回りが散らかっていく。
落とし物、失くしモノをしてしまう。
普段の生活で、どのくらい自分で管理をしているのか?…家庭での感覚が出る。
『身辺を整える小ワザ(こわざ)がアマい』問題
ただ、やったことがあるのか無いのか。
教えてもらった時に身に着ける気持ちがあったのかが、できるできないの分かれ道……。
例えば,こんなことができない子供達がいた(&いたらしい)。
・雑巾を、しぼる。
(→ふく→清潔にして片づける)
水を絞り出す『絞り方』が分からない.(ネジった雑巾しぼりができない)
・『新聞・雑誌』など紐で束ねる
キツく十字に紐で絞めたり、揃えて抑えたりしない。持ち上げると、ズレズレでバサバサと落ちる。
普段から、身の回りをどのくらい自分で整えているのかが出る。
せめて、公共の場所(みんなの場所)はお互いキレイに使うようにしようよ……という感覚が欲しい。(家の中でもそう思って欲しい)
『ゴミは、ゴミ箱に』の意識が家の外で持てないと、ある程度の年齢になると悲しいことになる。
家族としてもツレ(友人)としても、一緒にいるのは居心地悪い(^^;。
『食べること』について
みんな(他人)と食べる……という感覚から、実感して欲しいタブーの数々
年齢によって程度はあるが、次のことぐらいは食事のタブーだと思っていて欲しい。
・『いただきます』『ごちそうさま』を言わない。
・食べ方が、汚すぎる(クチャラー、手づかみ、ちらかす……など)。
・時間を守れない(何の了解も無く、先に食べ始めたり食べ終わって立ち歩いたり……)。
・汁物をこぼすレベルに行儀が悪くてウルサイ。
・アレルギーではなく好き嫌いで食べないものが多すぎる。
……など、暗く黙々と食べる必要はないが、楽しければ行儀が悪くてもOKではない。
成長しきる前に、子供自身に気付いてほしいことは、妖精さんが教え込んでくれれば良いが、100%それは無い……と思う。
配膳関係は『やったことがあればできる』生活の小ワザ(こわざ)が多い⁉
包丁などの調理器具は、子供の年齢と家庭によって『馴染み度の違い』出やすい。
抵抗なく使う子もいれば、おっかなびっくりの子もいる。
しかし、調理そのものではなく、用意する→食べるの段階で身につけられる生活の小ワザもある。
・配膳の時、食器の位置が大まかにでも置ける。
ご飯、汁もの、主菜の位置関係、
お箸の向きぐらいは迷わずセット。
和の配膳 (maff.go.jp)
・ご飯、汁物の配膳ができる。
中学生頃に両手でおたまを持ち、置いてあるお椀に1つづつ注ぎに行く子がいた。お椀を手で持ちおたままで迎えに行ってヨソッテ欲しい(^^;。【じゃもじでパタパタ?】初めての給食当番で困らないために (gakken.jp)
子供の年齢によって家の中でできることは違ってくるが、普段の暮らしが見えやすい校外学習。
自分やまわりを見て、何かしらか感じてほしい。
親の手が離れる前に、本人が恥ずかしくならない&他人に迷惑をかけない程度に仕上がって欲しいと思ったが……。
親自身の、暮らしぶりが反映するのも痛いところだ(^^;。
他人との違いを感じたら、他人や自分への嫌悪感を持つのではなく、己(おのれ)の成長に生かしてほしい(^^ノ。