●昭和の学校教育で示されていた『未来図』②

その他

前記事に続き、40年前の中学生が学校の授業(現社)で、使っていた副読本(資料の本)の掲載イラストについて。

情報化社会と人間生活—–-情報の洪水の中で 現代の文化(122ページから)の項目で、未来を予想している。
(イラストは、123ページ)

イラスト内の本文
 ★在宅教育…
「ハウ オールド アーユー」
「ベリグッド」ーこのビデオ端末は図書館ともつながり在宅図書館になる
(イラスト:森吉正照 『毎日新聞』1982.8.24)
<注>INS(Infomation Network System)とは電電公社がとりくんでいる通信システム。現在の「話し・聞く」電話を「読み・書き・見る」電話にする計画。

<イラストを見て感じたこと>

令和の現在、オンライン教育も随分とすすんでいるように思う。
コロナ自粛以降、大学や塾でのオンライン授業は、めずらしくない。

文中の電電公社はNTTに、INSもISDNに……。そのサービスも2024年には一部廃止になるという。ISDNが廃止に! 2024年問題について解説 | 株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト (hitachi-solutions-create.co.jp) (サービス自体が全てなくなるわけではないらしい)
約40年で想像は実現を、追い越している。

現在の若者『Z世代』は、生まれた時からデジタル機器が生活の中にあり、イラストの生活よりも進んだ生活を体感して成長している。(タブレットを活用した学習などは、イラストの先?!)
私のような昭和アナログ人間とは、生きてきた世界が違う。
そう考えるとギャン泣き小僧だった息子(Z世代)に対して、老いては子に従え…は、アリなのか⁈……と、考えたりする。