●登園拒否?

登園拒否して泣いている子供と母 育児のころ

4月の朝に特に多い、園のバス停から聞こえる泣き声

4月の朝、幼稚園のバス停から子供の泣き声が響いてくることがある。
泣き声は何日も続くこともあり、数日すると聞こえなくなり、ゴールデンウィークが明けたころに、また戻ってくる。

別にウルサイとも思わない。
登園拒否する子供は、特別なんだとも思わない。
保護者は大変だなぁ…と思う。
(ネットの登園拒否の記事【教育研究家に聞く】子どもが幼稚園・保育園を嫌がる・・・登園拒否への対応は? | 東京ガス ウチコト (tg-uchi.jp)…この他にもいっぱい記事があった。それだけ登園イヤイヤキッズがたくさん存在するということか(>_<)…。)

先輩ママさんから聞いた ”子供を励ます言葉”

登園イヤイヤキッズの泣き声を聞いていると、私が育児現役の頃、ある先輩ママさんにきいた話を思い出す。
当時、その先輩ママさんの娘さんが登園するのを嫌がっていたそうだ。どんなふうに嫌がっていたかは詳しく聞かなかったが、ママさんが胸を痛めるくらいには嫌がっていた様子。
ある日、ママさんは娘さんにお母さんだって、娘ちゃんがいなくてサビシイけど、おウチで娘ちゃんたちのためにお料理作ったりお仕事してるんだよ!』と話したそうだ。普段そのママさんからは感じないような強い口調だった。娘さんには、何か響いた様子……。
その後、その先輩ママさんから娘さんの登園を嫌がる話は聞かなくなった(^^)。

我が家もあった『うちの子、大丈夫かな?』

我が家の長男は、最初から幼稚園が大好きだった。
朝は5時から、息子が自分で起床してスタンバイ……。
生後2か月の下の子の世話で、まともに眠れない私は毎日ヘロヘロだった。
我が家の子供たちは、こういうキャラかと思いきや、
娘は3年後、そうでもなかった。

兄の卒園と入れ替わりに入園した娘は、泣いて嫌がることはしなかったが、入園当初は、毎朝目に涙を浮かべていた。
別に、幼稚園が気に入らないわけではないし、イジワルされているわけでもない様子。
口を真一文字にして、目は涙が表面張力になっている。

娘は早生まれで、学年の中では身体が小さい。
オムツをつけたガニマタ姿で、
園バスに肩をいからせノッシノッシと乗り込んで行く。
その後ろ姿には『私、頑張ってます感』ただよっている
園の先生は『朝は、不安そうだったり、ほかの子が泣いているのを見ると目に涙をためていたりしてますが…。大丈夫ですよ。泣いてはいません。』と、言ってくれている。
でも、大丈夫かなぁ……。
心配になって、私は娘に話した。
お母さんも、娘ちゃんが幼稚園に行っている間はサビシイけど、おウチのお仕事頑張ってるからね。』…と。


数日後、用事があり私は幼稚園へ行った。
『娘は大丈夫カナぁ?……』とコッソリと園庭をのぞいた私は目がテンになった
娘が回転ジャングルジムに外向き大の字でつかまり、笑いながらグルグル回っていた。
『だぁ~はっはっ😝♡』
という娘の笑い声は、
どの園児よりも大きかった。

『ぜんぜん大丈夫やん……。』とホッとするような、娘に騙されたような気持になったのを覚えている。


★★★★★でも、また朝になると目に涙をためる娘😔……。
イヤイヤ、もう母(私)は、アナタの楽しそうなアノ姿(アノ笑顔→😝)を見てしまったから……。耳にあの笑い声がこびりついているよ。

私は心配そうな顔はせず、ニコニコと娘を送り出せるようになった。

子供が成長したら良い思い出になると思って、
楽しんで乗り切ってね。
送迎、頑張ってね(^^)。